“ごみ対策に役立てて” 茂原市の高校生が市に寄付　千葉県

　ごみを減らして持続可能なまちを目指そうと活動している千葉県茂原市の高校生が、ペットボトルのキャップを再利用して作ったスプーンの販売収益の一部を市に寄付しました。 　茂原市役所では9月20日、寄付金の贈呈式が行われ、市のごみ対策などに役立ててほしいと、県立茂原高校の生徒らが7万7千円の目録を市原淳市長に手渡しました。 　茂原高校では、探求学習の一環で生徒らが地元の企業とペットボトルのキャップを原料としたリユーザブルスプーンを共同製作し、2024年7月の茂原七夕まつりで販売してその収益の一部を市に寄付しました。 　生徒らは七夕まつりの会場にダンボールを使ったオリジナルのごみ箱を約30個設置し、ごみの分別に取り組んだことも報告すると、市原淳市長は謝意を示したうえで、「行政として協力できることを一緒にやっていきたい」と応えました。 　茂原高校の生徒は― 　「自分たちの活動を通じて茂原市の人たちにも活動してもらいたい」「茂原高校の生徒だけでなく、ほかの中高生も交えて、いろいろな場所で活動していきたい」