U－23日本代表DF関根大輝（24年4月18日撮影）

　【ドーハ23日＝佐藤成】サッカーU－23（23歳以下）日本代表がパリオリンピック（五輪）切符が懸かるアジア最終予選兼U－23アジアカップ（杯）カタール大会第3戦韓国戦から一夜明けた23日、ドーハ市内で活動した。 　韓国戦の先発メンバーとMF山本理仁（22＝シントトロイデン）、MF松木玖生（20＝FC東京）、MF佐藤恵允（22＝ブレーメン）がホテル内で調整。残りの9人がグランドで汗を流した。韓国戦前日に、1人だけホテルでコンディション調整したDF関根大輝（21＝柏レイソル）は快調をアピールした。体調を問われると、「2戦目まで出て、多少疲れていたので、まあうまく休めた。でも、もう今日も動いてみても完全に疲労抜けてましたし、動き自体も結構いいので、もう完全復活です」と言い切った。 　韓国に敗れたチームはB組2位となり、25日に準々決勝でA組1位の地元カタールと対戦する。完全アウェーが予想されるが「僕自身はそっちの方がすごいやりやすいというか、やりがいあるなというのは感じているので、特に判定とか、いろいろとストレスがたまるところはあると思いますけど、でもそういうところは結果で黙らせたいなと思います」と頼もしい。試合自体を「サッカー人生の中でもすごい緊張感のある一戦になる」と位置づけた上で「そこで自分がいいパフォーマンスをすることで、自分の価値も上がりますし、もちろん勝つことが大事。次の試合に100％出せる準備をまた明日して、自分の持っているものを全部出して臨んでいきたい」と力を込めた。