借りパク注意!レンタル先で大活躍中のJリーガー(3)復活した守備職人! 新天地で輝きを取り戻した圧倒的ディフェンス力
2023シーズンの明治安田生命Jリーグはクライマックスを迎えている。来季に向けての編成や移籍が気になる一方で、他クラブへ期限付き移籍している選手の動向にも目が離せない。今回は、レンタル先で大活躍しているJリーガーをピックアップして紹介する。
DF:犬飼智也(柏レイソル) 生年月日:1993年5月12日(30歳) レンタル元:浦和レッズ 今季リーグ戦成績:9試合0得点0アシスト 2018年から2021年まで鹿島アントラーズで主力として活躍していたセンターバックは、2022年の浦和レッズ移籍後は、負傷による長期離脱もあり出場機会が激減し、今季のリーグ戦の出場機会は「0」であった。今年7月に浦和から柏レイソルへの期限付き移籍が発表された。 加入発表から約2週間後、犬飼は京都サンガF.C.戦にて、新天地初出場を果たし、無失点勝利の立役者となった。コンディション面の不安もあり73分で退いたものの、持ち前の空中戦の強さと対人能力を活かしてボールを跳ね返し続けた。 犬飼が加入した効果は数字にも表れており、リーグ戦で犬飼が出場した9試合は4勝4分1敗と、上々の成績を残している。複数失点を喫したのも、唯一敗れたアビスパ福岡戦のみで、今季の課題だった試合終盤の失点も犬飼が加わったことで減っている。柏側から見れば願わくばこのまま残留してほしいはずだが、去就はどうなるのだろうか。
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