ピナ・バウシュ版「春の祭典」18年ぶり日本上演記念 ドキュメンタリー「ピナ・バウシュ 夢の教室」 緊急再上映
9月11日から開催される、舞踊家ピナ・バウシュ伝説の代表作「春の祭典」の18年ぶりの来日公演を記念し、2012年に日本公開された、ドキュメンタリー「ピナ・バウシュ 夢の教室」が1週間限定で再上映されている。 本作は、ピナ・バウシュの“創作の裏側”に迫る唯一のドキュメンタリー。普段は立ち入りを許されない彼女の指導風景に密着し、タバコをくゆらせながら、時に厳しいまなざしで、時にやわらかな微笑みで子どもたちを見守る、ピナ・バウシュの指導風景を収めた、生前最後の公式映像作品だ。 ダンス経験のない40人の少年少女が世界的舞踊家ピナ・バウシュの下に集まり、バウシュの代表作として知られる「コンタクトホーフ」の舞台に立つまでの10カ月を追ったドキュメンタリー。演劇好きの少年や不慮の事故で父を亡くした少女など、バウシュの下に集まったティーンエイジャーは、性格も家庭環境も全く異なるが、ただひとつ共通するのはダンス経験がないこと。バウシュ自身によるこの企画に参加した少年少女は、厳しい特訓に時に弱音を吐きながらも、ひとつの目標に向かって成長していく。 踊ることは、自分を解き放つこと。誰もが内に秘める優しさと暴力、純真な心、その全てをさらけ出すことなのだと伝える生前のピナ。ステージだけでは窺い知れない、彼女の信念や美学、そして最後に伝えたかった想いが伝わる貴重なドキュメンタリーだ。 ▼上映概要 ■日程:2024年9月6日(金) ~1週間限定上映 ■鑑賞料金:1000円均一 ※BD上映 ■会場:渋谷 ホワイトシネクイント東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階 公式HP:(https://www.cinequinto.com/white/) ※上映スケジュールなどの詳細は確定次第、劇場HPで告知している。