テイラー・スウィフト公演、ファン熱狂で「地震」 英
【AFP=時事】米人気歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)の「ジ・エラズ・ツアー(The Eras Tour)」の英スコットランド公演で、熱狂して踊るファンによる揺れが会場から6キロ離れた地点で観測された。英地質調査所(British Geological Survey、BGS)が13日、明らかにした。 【写真7枚】今月フランスで行われたテイラー・スウィフトのコンサートの様子 エディンバラで今月7~9日に行われた3公演では、20万人以上のファンを動員。各公演は、スコットランドのスタジアム・コンサートとして史上最多の観客動員数を更新した。 BGSの観測によれば、各公演で最も揺れが大きかったのは、ファンの間で人気が高い楽曲「Ready For It? 」と「Cruel Summer」、そして「Champagne Problems」の演奏中だった。 特に「Ready for It? 」で観客が発生した振動による電力は約80キロワットで、車のバッテリー約6000個分に相当するという。 スウィフトのコンサートで揺れが観測されるのは今回が初めてではなく、地質学者によれば、昨年7月の米ワシントン州シアトル(Seattle)での公演ではマグニチュード(M)2.3の地震に匹敵する揺れが発生した。【翻訳編集】 AFPBB News