日常離れ「ぼーっと」競う ソウルで大会開始10年に
【ソウル共同】韓国の首都ソウルを流れる漢江べりの公園で12日、何もせずぼんやりと過ごす姿を競う「漢江ぼーっとする大会」が開かれた。スマートフォンや時計を手放して目まぐるしい日常から離れようと2014年に始まってから10年。約80組、計約120人が規定の1時間半、虚空を見つめ「ぼーっと」の境地を目指した。 会話も禁止。ぼーっとを通り過ぎて居眠りしたり、笑ったりしても失格となる。水分補給や送風、マッサージは受けられる。 心拍数の安定性や観客投票からソウル市のフリーアナウンサー、クォン・ソアさんが1位に選ばれた。 韓国で始まり、オランダや香港などでも開催。昨年には東京でも初めて開かれた。