岡崎慎司が現役ラストマッチ 交代時は両チームの花道、オカザキコールに送られ…名FWがピッチに別れ
◇ベルギー1部・プレーオフ2 第39節 シントトロイデン1―1ルーベン 今季限りで現役引退するベルギー1部の元日本代表FW岡崎慎司(38)が17日、ホーム最終戦となるルーベン戦に先発し、後半7分までプレーした。交代時には両チームの選手達が花道を作り、日本が世界に誇った名FWの現役ラストマッチを飾り、スタンドからは「オカザキコール」も響いた。 シントトロイデンではGK鈴木、MF山本、藤田、伊藤、ルーベンではMF三竿、明本の日本人選手も先発。今季リーグ戦初先発で最前線に入った岡崎は、自身の“仕事場”ペナルティーボックス内でニアを狙う動きや、後半15分には山本のパスからDFラインの裏に抜け出すプレーでチャンスに絡んだ。引退発表時には「サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました」と理由を明かしており、この日も右膝にテーピングを施していたが、交代までピッチを走り回った。試合後にはチームメートから胴上げされるなど、最後まで仲間からも相手選手からもリスペクトされた岡崎らしい最後の雄姿となった。
報知新聞社