【天皇賞・春 調教チェッカーズ】文句なし!1番手は⑩サヴォーナ シャープな伸び脚で急浮上
サヴォーナが急浮上だ。阪神大賞典6着時は2カ月ぶりながら速い追い切りが2本のみといかにも急仕上げに映ったが、今回はCWコースで3本消化。特にラスト1ハロン11秒3のシャープな伸び脚で僚馬を5馬身ちぎった1週前の動きは光った。そのほか週末の坂路でも4ハロン56~57秒台のところを丹念に行い、文句ない状態に仕上がった。 ドゥレッツァは金鯱賞2着時、1週前、当週と併せ馬を行わずに臨んだが、今回は1週前に戸崎騎手を乗せて併せており、調教過程は進歩。勝った菊花賞のときほどの気迫あふれる走りには戻っていない印象だが、上積みは十分。栗東滞在で、GWの長距離輸送の負担がないのもいい。 プリュムドールは前走時からCWコースでしまい鋭く動けるようになった。今週もラスト1ハロン11秒1で先着。バネを感じさせるフットワークに調子の良さがうかがえる。(夕刊フジ)