50代「NGな洗顔」W洗顔は本当に必要なの?
美容ジャーナリストの齋藤 薫さんが、スキンケアの名品をセレクト。今回は50代におすすめの洗顔料3品を紹介。エイジングが加速する年齢、ふき取り洗顔で肌作りを! 【写真】50代に使って欲しいスキンケア ■取り去るのもスキンケア。だから「ふき取る洗顔」を始める 「まず、50代にW洗顔は本当に必要なの? 取りすぎになってはいない? 一度そう疑ってみてほしい。そしてできるなら“ふき取り洗顔”を試してほしい。今時の進化系クレンジングならふき取るだけで肌が変わる。洗顔は肌作りだと思い知るはず」(齋藤 薫さん・以下同)
1.アルブラン クラリファイイング リリーサー ふき取りクレンジングがどれだけつるすべの肌を作るか一度体験すべき 「角栓崩壊が話題の逸品だが、二層式が鍵。まずシェイクしてコットンに含ませてのふき取り後に、洗い流す2段階のオフを提唱。ふき取りでどれだけ肌が変わるのか体感するにはベストな一品。私はすすがず、更に化粧水でふき取りしている」。毛穴に詰まった角栓を崩壊させてソフトに取り除く、ローション系クレンジング。 180㎖ ¥3,080/花王 2.キュレル 潤浸保湿 乳液ケアメイク落とし 「セラミドでメイク落とし」なんて一体誰が想像しただろう 「ふき取り洗顔自体がスキンケアになる物的証拠。潤う洗顔……どころじゃない、セラミドでメイクを落とせる革命的なふき取り乳液。一度使うと、石けん洗顔にはもう戻れないほど優しく心地よい。荒れた肌は劇的に変わるはず」。乳液をクレンジングにしたおかげで肌に負担感なし。メイクを落としつつ保湿も完了。 200㎖ ¥1,650(編集部調べ)/花王 3.アテニア スキンクリア クレンズ バーム バームでマッサージした後のふき取りこそ、究極のクレンジング! 「クレンズオイルが大人気のアテニアで、あえてバームを選んだのは『バームでマッサージしたあと、蒸しタオルなどでふき取り』を絶対試してほしいから。まさにエステのフェイシャルと同じ効果で、見事にエステ帰りの肌をもたらす」(齋藤さん、以下同)。潤しつつ、くすみのもととなる古い角質汚れもオフ。 アロマタイプ 95g(限定品)¥2,750 【美容ジャーナリスト 齋藤 薫さん】 いわずと知れた日本の美容ジャーナリストの草分けで、雑誌やweb媒体などに多くの連載をもつ。深い知識と鋭い観察眼のもとにつづられたエッセーに信頼を寄せる人は数知れず。 撮影/山口恵史 スタイリスト/山本瑶奈 取材・原文/入江信子 ※エクラ2024年10月号掲載