YEBISU BREWERY TOKYO、見学ツアー「YEBISU the JOURNEY」5月15日スタート
サッポロビールは「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」において、5月15日から見学ツアー「YEBISU the JOURNEY」の受け入れを開始する。 【画像】ミュージアムエリア YEBISU BREWERY TOKYOは、ヱビスビール発祥の地となる恵比寿に今年4月に開業した醸造施設付き体験型拠点。1988年まで工場があった恵比寿ガーデンプレイス内にあり、ビールを飲んで楽しめるタップルームエリアなどが先行してオープンしていたが、5月15日から有料の見学ツアーが開始される。参加にあたっては、事前にWebサイトからの予約が必要となっている。 これに先立ち、13日には報道関係者向けに見学ツアーの先行体験会が開催された。 ツアーは、ヱビスビールの歴史を解説するミュージアムエリアの見学からスタート。ガイドによる解説を聞きながら、創業当時からのラベルデザインの変遷や貴重な写真や広告物などで当時を振り返ることができる。 続いてガラス張り状態で一部が公開されているブルワリーエリアに移動。ヱビスビールの原料となっている麦芽やホップなどの香りを体感しながら、スクリーンに映し出されたビールの製造工程を確認。その横には仕込、濾過、煮沸で実際に使用されている3つの釜が並んでおり、運がよければChief Experience Brewer(醸造責任者)の有友亮太氏がビールを仕込む様子も眺められるという。 最後はタップエリアでの試飲の時間。カウンターの脇に設けられたビアストーミングルームで同施設のフラッグシップビール「ヱビス ∞(インフィニティ)」がおつまみ付きで楽しめる。 ミュージアムエリアやブルワリーエリアなど、ツアーで訪れるエリアはいずれも一般来場者も予約なしで立ち入ることは可能となっており、ツアーに参加することでヱビスの歴史や魅力をより深く理解できるようになっている。 見学ツアーの所要時間は約45分。料金は1800円(ヱビス ∞1杯とおつまみ付き)となっている。 ちなみに、通常、ヱビスビールのラベルには鯛が1匹だけ描かれているが、数百本に1本の割合で2匹の鯛が描かれた「ラッキーヱビス」が存在することはファンの中でも知られている話。同施設内には6か所7つのラッキーヱビスが隠れているとのことで、一度にすべてを発見するのは難しいかもしれないが、見学ツアーに参加すると、そのヒントが得られるかもしれない。
グルメ Watch,編集部:湯野康隆