公務執行妨害の疑いで44歳の男を逮捕した札幌白石警察署

　13日夜、札幌市白石区の駐車場で、警察官から職務質問を受けた際、車を急発進させて警察官をひいて逃げたとして、44歳の男が逮捕されました。 公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区平岸４条12丁目の44歳の無職の男です。 男は、13日午後７時20分ごろ、札幌市白石区の駐車場で職務質問を受けた際、車を急発進させて34歳の男性警察官をひいて逃げ、警察官の職務の執行を妨害した疑いが持たれています。 男性警察官は、右足を打撲し、全治約１週間のけがをしました。 警察によりますと、事件の前、男の知人からもめごとがあるという内容の110番通報があり、駆け付けた男性警察官が、乗用車の運転席にいる男から窓越しに事情を聴いていたところ、男は車を急発進させたということです。 男は車をバックさせ、警察官の右足をひいた後、車を前進させて再び右足をひいたということで、警察官は、右足を打撲する全治約１週間のけがをしました 警察は男の行方を捜していましたが、15日、小樽市内で男を発見し、容疑が固まったとして逮捕しました。 取り調べに対し、44歳の無職の男は「警察官の足をタイヤで踏んだが、バンパーは当たったかどうかわからない」と話し、容疑をおおむね認めているということです。 警察は、男が逃げた動機や経緯などを詳しく調べています。