わらじまつりトラック「出発」 福島市の福島運送
福島市の福島運送は、福島わらじまつりの写真を使った新たなデザイントラック「『ふくしまの夏』号わらじまつりトラック」を完成させ、8日に市内の駅前にぎわい広場で出発式を行った。トラックは関東方面を走り、福島が誇る夏祭りをアピールする。 福島運送の創立80周年を記念した取り組み。10トントラックの荷台に、福島わらじまつりフォトコンテストで特選・福島運送賞に輝いた涌井礼子さん(福島市)の作品「幸せの藁(わら)が飛ぶ」をあしらった。大わらじの担ぎ手がわらを投げた瞬間をスローシャッターで捉えており、躍動感を伝えている。 出発式で福島わらじまつり実行委員会の小河日出男実行委員長、涌井さんがあいさつした。福島運送は既に市内の春景色をあしらった春号を走らせており、今後は秋号と冬号を仕上げる予定。福島運送の馬場憲明社長は「福島市の春夏秋冬をアピールしていきたい」と述べた。