今夏ドルトムント加入のFWギラシ、背番号「19」から「9」への変更を発表
ドルトムントは11日、今夏に加入したギニア代表FWセール・ギラシの背番号が変更となったことを発表した。 現在28歳のギラシは、2013年にフランスのラヴァルでプロキャリアをスタート。2015年からリールでプレーすると、レンタル先のオセールで頭角を表し、ケルンに加入した。その後は、フランスの複数クラブを経て2022年夏にシュトゥットガルトへとレンタル移籍。リーグ戦22試合出場11ゴールを記録して、クラブのブンデスリーガ残留に貢献した。完全移籍に移行した2023-24シーズンは、公式戦通算30試合に出場し30ゴール3アシストをマーク。ブンデスリーガで躍進したクラブを2位フィニッシュに導き、15年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の原動力となった。 ブンデスリーガの得点ランキングで2位に輝き、1800万ユーロ(約28億円)の契約解除条項もあることから、今夏の移籍が濃厚になると、早い段階からドルトムントとの交渉が進展。一時は負傷の影響から加入が危ぶまれていたが、追加のメディカルチェックを受けた結果、手術が不必要であることが判明し、今年7月にドルトムントに加入した。 ギラシの背番号は「19」と発表されていたが、コートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーが今夏の移籍市場終了間際にレガネスにレンタル移籍したことで背番号「9」が空き番になっていた。 ハラーが移籍前にドルトムントで公式戦に出場しておらず、ギラシも負傷の影響で欠場していたため、規則に則って背番号を変更することがまだ可能であることから、ギラシの背番号が「9」に変更となったことが発表。これはチャンピオンズリーグ(CL)にも適用され、すでに背番号「19」のユニフォームを購入していたファンたちにはユニフォームの交換に対応し、これらの費用はギラシ本人とドルトムントが負担することも明らかになっている。 なお、負傷の影響でまだ新天地デビューできていないギラシだが、11日に行われた記者会見でドルトムントのヌリ・シャヒン監督は「彼は完全に健康で、この2週間は本当によくトレーニングしてきた」と状態を明かしており、13日に行われるブンデスリーガ第3節のハイデンハイム戦で背番号「9」を着てデビューする可能性が浮上している。
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