「金の亡者と狼」メインビジュアル

欲望にまみれた金の亡者9名が“謎のマネーゲーム”に挑むリアリティショー「金の亡者と狼」が、3月13日夜8時より映像配信サービス「Lemino」にて配信される。最高獲得賞金500万円をかけておこなわれるリアリティショーとはいったいなんなのか。本記事では、先日公開された「#0」の動画からわかる参加者の顔ぶれを振り返りつつ、深掘りしていく。 【写真】恋愛リアリティショーではなく、マネーゲームリアリティショー「金の亡者と狼」 ■ゲームでは共闘しつつ、追放する1人を選ぶ残酷なゲーム 同番組は、最大賞金500万円をかけて詳細不明のマネーゲーム「金狼」で争う9名を描いたマネーゲームリアリティショー。おこなわれるゲームの内容は明らかになっていないが、「#0」では番組本編のようすや参加者たちのインタビューが映し出されている。 「#0」ではゲームの期間が4日間であること、全員で“脱落”させる1人を選ぶタイミングがあること、「ドミノ並べ」や「だるまさんがころんだ」といったゲームの一端と情報が垣間見えた。 洋館に集められた9名の参加者たちは、賞金がもらえる“マネーゲーム”の全貌を知らない。全員が恐る恐る入室しては、男女・職業ともに規則性のない顔ぶれに驚いていた。全員が共通して持っている情報も、招待状にあった「マネーゲームに招待いたします」という文章のみ。 どんなゲームが待ち受けているのかもわからないまま、それでも「お金が欲しい」と集った9名の男女。その前に、このマネーゲームのホストである芸人・ピスタチオ伊地知が足音を立てながら参加者の前に現れる。 騒然とする参加者たちに向け、伊地知は「これからあなたたちには最大賞金500万円を掛けたマネーゲームに挑戦していただきます」という言葉とともに500万円の札束を披露。裏切り、騙し合うゲームが待ち受けるなか、繰り返し伝えられる“最大”賞金500万円というワードも気になる。人間の欲望と思惑が絡み合う“マネーゲーム”を生き抜き、最後に笑うのは誰なのか。 ■全員が大金を狙って目をギラつかせる“狼” マネーゲームが始まる2週間前、まだ何も知らない参加者は1人ずつ謎の部屋へと呼び出される。そこには「invitation」と金の文字で書かれた黒い怪しげな封筒が置かれており、なかには「あなたをマネーゲームに招待します。存分にお楽しみください」という内容の招待状が入っていた。 招待状を見た瞬間、暗かった表情がパッと明るくなり怪しい笑顔を見せながら「ありがとうございまーす！」「やったー！踊っていいですか？」と言い始めたのは、参加者の1人である女優の君島光輝だ。 全貌がまだ明らかになっていないマネーゲームに参加をするかどうかを聞かれた君島は、迷うことなく「参加します」と答えた。君島にとってお金とは「絶対に自分を裏切らないもの」だという。友達や恋人はいつどこで壊れるかわからないが、「自分で生み出したものだけは自分を裏切らない。だからお金は絶対に裏切らない」という持論を述べてお金に対する熱い思いを語った。 さらにインフルエンサーのひなたまるも、マネーゲームへの招待に大喜び。ひなたはギャンブルが好きということもあり、20歳にして約3社の金融機関に借金をしていることを明かした。さらに前に住んでいた家の家賃の滞納もあるようで、始まる前から目をギラつかせている。 元E-girlsのメンバーで、いまは女優として活動している山口乃々華も賞金への強い意欲を見せた。グループで活動しているときに比べて活動の幅が狭まっている現状を見つめ、貯金を切り崩しながらの生活であることを明かす山口。 「あなたにとってお金とはどういう存在？」という質問には、「自由と、精神安定。やっぱりお金が底を尽きることを考えると、もう怖いです」と“知り合い”を見て感じた恐怖を語る。その知り合いは現場まで行く電車賃もないため、私物を売って交通費にするというギリギリの生活をしているそうだ。 “知り合い”が陥っている限界の状況を見た山口は、「ほんと信じられない…って。はは、よくこうニコニコと生きていられるなというくらい、私にとっては不安でしょうがないという状況です」と胸中を明かした。お金の不足によって「自分が自分でなくなってしまう」可能性に、強い不安を覚えている様子。それだけに今回のマネーゲームにかける思いは、口以上に燃える目が語っていた。 そのほかにも、バラエティ豊かな参加者がそれぞれの思いを語る。「グローバルな人間になりたい」と強い決意を語るeスポーツキャスター・柴田将平、「追い焚き機能のある部屋に引っ越したい」カジュアルな雰囲気のタレントでモデルの森脇梨々夏、「売られた喧嘩は買います」と気の強さを見せたフリーアナウンサー・坂本麻子、「絶対叶えたいと思ったことを、いままでなんでも叶えてきてるので」と大きな自信を覗かせるレースクイーン・川瀬もえ、「ちょっと借りてるものもあるので…」と無邪気な笑顔の裏に生活苦を覗かせる俳優・岩井拳士朗、「やっぱり“富”を手にしたい」と散財グセを自覚しながらも欲望に忠実なお笑いコンビ「鬼ぷりん」の大石大祐。 思い描く使い道は各々で違うものの、共通していたのは「500万円を手に入れて今の生活から抜け出したい」という状況。「なにがなんでも」という強い気持ちを覗かせる“金の亡者”たち9名は、どういった表情を見せながら戦っていくのか。 人気の恋愛系よりも張り詰めた緊張感が漂う、お金がかかったリアリティショー。Leminoにて3月13日夜8時に配信が開始される初回では、マネーゲームの詳細が明らかとなるはずだ。