「70万円以外に金銭やりとりない」斎藤知事代理人、PR会社代表の投稿は「盛っている」
兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事の代理人弁護士は、神戸市内で27日に開いた記者会見で、選挙中に斎藤陣営で交流サイト（SNS）を使った広報活動を担ったとされるPR会社への支払いについて「PR会社や代表個人との間で（約）70万円以外に金銭のやりとりはない」と主張した。 【写真】兵庫県内のPR会社経営者が投稿した記事の一部 また、PR会社の代表がインターネットの投稿プラットフォーム「note（ノート）」に「広報全般を任せていただいた」などと投稿した内容については「事実である部分と事実でない部分が混ざっていて、盛っている。（広報）全般を任せているというのは事実ではないと考えている」と語った。 今後、PR会社側に「迷惑を受けた」として法的措置などをとる可能性があるかを問われると、「今後の展開によっては名誉毀損（きそん）などの可能性はあるが、先のことはまだ考えていない」と述べるにとどめた。 一方、斎藤氏陣営がPR会社側との間で契約書を作成しなかった点については「もちろん契約書をつくっておいた方が問題にならないが、選挙運動が流動的に進む中、契約書がつくられないことは多々ある。今回もそうだった」と主張した。
