衆院選公示｜新潟4区

いよいよ衆院選が公示され、候補者たちの舌戦がスタートしました。 県内では、5つの選挙区に15人が立候補を届け出ました。各候補者たちは、政治不信や物価高騰対策など、課題に対してどんな政策を訴えるのか。そして、新たな区割りでの初めての選挙をどう戦うのでしょうか。 【動画】【衆院選公示｜新潟4区】し烈な戦い 前職3人が名乗り〝三つ巴の戦い〟【新潟】 【新潟4区】は〝三つ巴の戦い〟です。届け出順に、無所属の前職・泉田裕彦さん、自民党の前職・鷲尾英一郎さん、立憲民主党の前職・米山隆一さん。3人とも前職で、2人が知事経験者。活発な論戦が予想されます。 泉田さんは、前回は自民党から旧5区に挑んで敗れましたが、比例復活しました。地元県議の裏金問題を告発後、県連との関係が悪化。今回、無所属での出馬を余儀なくされました。『裏金問題を中心とする政治改革』を訴えます。 ■無所属・前 泉田裕彦候補 「違法行為を正そうとする私は、県連から排除されました。今回、草の根選挙で県民の皆さんにぜひ聞いてみたいと思います。」 政策面では、少子化や物価高の是正などを主張。政策動画を積極的に作成し、アピールに努めます。 ■無所属・前 泉田裕彦候補 「給料を上げることができる国力、まだ日本にあるんです。この日本の力を是非、政治改革を成し遂げる中で実現して参りたい。是非皆様方、この泉田を使ってください。」 鷲尾さんは、旧民主党から自民党に移籍。前回は比例単独の立候補だったため、自民党から小選挙区に出馬するのは初めてです。 ■自民・前 鷲尾英一郎候補 「私は、いろいろと政治的に紆余曲折のあった人間。その私が皆さんの力をお借りして、どれほどのことができるかということが、この選挙で問われている。」 裏金問題を受け、政治改革の必要性を訴える一方、自身に裏金問題はないとして次のように訴えました。 ■自民・前 鷲尾英一郎候補 「深い反省に立って、政治改革を成し遂げなければいけない。私にはお灸をすえないでいただきたい。」 そのうえで、『生活の改善』などを訴えています。 米山さんは、知事から衆議院議員に転身し、前回は旧5区で泉田さんらを破って当選しました。県連の選挙責任者である県連幹事長として、今回の選挙に手ごたえを感じています。 ■立憲・前 米山隆一候補 「あきらめるのは、やめましょう。政治は変わらない。そんな風にあきらめるのは、もう終わりにしようじゃないですか。」 政策面では、『アベノミクスの失敗を認めて物価高を止める』など訴えます。 ■立憲・前 米山隆一候補 「4年前から比べても、10%近く物価が上がっています。でも、実質賃金追いつきません。中央と地方で医療の格差、命の格差がない。子どもたちの未来の格差がない、福祉の格差がない、そんな日本を作ろうじゃありませんか。」 衆院選の投開票は27日、期日前投票は16日から始まります。