セリエAを代表する “2人のストライカー”が激突 L・マルティネスとオシムヘン、どちらのエースがチームに勝利をもたらすのか
ナポリとインテルが激突
セリエA第14節の注目カードであるナポリとインテルの一戦。 この試合ホームのナポリは13節を終えた時点で、7勝3分3敗で4位につけている。一方のインテルは10勝2分1敗で首位となっている。この両者の対決で注目となっている1つは両ストライカーの戦いだ。 伊『Gazzetta dello Sport』でもナポリのエース、FWヴィクター・オシムヘンとインテルのエース、FWラウタロ・マルティネスの両者に注目している。 オシムヘンは10月にナイジェリア代表の試合でハムストリングを負傷していたが、前節のアタランタ戦で復帰。11月30日のCLレアル・マドリード戦にも後半から出場している。 ナポリのエースストライカーはここまで公式戦12試合で6ゴール2アシストを記録。リーグ戦では9試合で6ゴール1アシストを記録している。負傷明けで、まだトップコンディションではないかもしれないが、今季リーグ最小失点のインテルに勝利するためにはオシムヘンのゴールが必要になってくる。 一方のマルティネスは、公式戦18試合に出場し15ゴール2アシストを記録。リーグ戦だけでも13ゴール2アシストを記録しており、全盛期とも思わせる活躍を見せている。 昨シーズン、2トップの相棒であったFWロメル・ルカク、FWエディン・ジェコが今夏に退団したものの、新加入のFWマルクス・テュラムとのコンビは抜群であり、世界トップクラスの2トップを形成している。テュラムは公式戦18試合で5ゴール10アシストを記録している。 同メディアは、オシムヘンが出場したナポリでの116試合65ゴールとマルティネスがインテルで出場した256試合117ゴールのデータを基に両選手を比較している。オシムヘンの1試合あたりの平均シュート数は3.34本であり、マルティネスは3.07本とほとんど変わらない結果に。ドリブル成功数はオシムヘンが46.7%、マルティネスが45.1%となっている。また決定率はオシムヘンが46.4%、マルティネスが42.1%となり、ナポリのストライカーが少し上回る結果に。 オシムヘンが9番タイプのストライカーで、マルティネスは周りを使ってアシストもできるセカンドストライカーであり役割は異なるが、両チームのエースであることには変わりないだろう。 チームを勝利に導く活躍を見せるのはどちらのストライカーか。
構成/ザ・ワールド編集部