センバツ２０２４ 書で田辺に勇気を 札幌北高生、プラカード揮毫 ／和歌山
３月１８日に開幕する第９６回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の開会式で、田辺と北海（北海道）、別海（同）が使用するプラカードの校名を、北海道札幌北高の書道部員が揮毫（きごう）した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち プラカードは例年、「書の甲子園」の愛称で知られる「国際高校生選抜書展」（毎日新聞社、毎日書道会主催）の団体の部で地区優勝した１０校が分担して揮毫する。札幌北は昨年、２年ぶり７回目の北海道地区優勝を果たした。 プラカードの揮毫は１年生３人が担当。田辺を任された渡辺莉央（りお）さんは「高校で書道を始めて、大きな役割で心配だったけれど、選手に勇気を出してもらいたいと思って書いた」と話した。北海を書いた高柳結愛（ゆあ）さんは「北海道代表として頑張ってほしいという気持ちを込めて、太く大きく書いた」と振り返った。別海を受け持った栗塚沙笑（さえ）さんは「いろいろな人の目に触れるので力強く書けるように何回も練習した。別海にしかできないことを強みにして頑張ってほしい」と期待した。【今井美津子】
