“後藤正文”名義の初音楽作品をカセットとポストカードで販売、生成AIで制作したMVも公開
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)のドローン / アンビエントアルバム「Recent Report I」のカセットテープと、音源ダウンロードコード付きのポストカードが本日9月30日より販売される。 【写真】フジファブリック山内×アジカン後藤×くるり岸田、対バンライブを前にフロントマン鼎談 初の“後藤正文”名義となる音楽作品「Recent Report I」は今年3月に配信リリースされた。後藤がこの1年に考えていたことをフィールドワークと演奏で表現し、レコーディングのすべてを自身で手がけたアルバムとなっている。 ポストカードには、写真家の山川哲矢が撮り下ろしたモノクローム写真をデザイン。ポストカード6枚と、音源のダウンロードコードがセットになっている。ポストカードのうち5枚には、後藤によるアルバム5曲それぞれのキャプションが記載される。カセットテープにも同じデザインのカードが封入される。カセットテープとポストカードはオフィシャルストア「SPM STORE」と、本日9月30日にスタートするツアー「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2024『ファン感謝サーキット』」の会場にて販売される。 またアルバムの収録曲「Lost in Time」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。MVは8月にZoomで開催された平野友康による生成AIオンライン合宿内で作られたもの。合宿では講義が開かれ、「Lost in Time」のMV制作グループに後藤自身も班長として参加した。参加者たちは「時間とは何か」というテーマに沿って、「時間」から連想する言葉を打ち込みAI画像を生成。たったひと言で生成されるさまざまなAI画像を動画に編集し、完成させた作品となっている。