中村獅童が主演ドラマで建築技術者に「仕事が楽しめるようになったのは50過ぎてから」
歌舞伎俳優の中村獅童(52)が主演を務めるショートドラマシリーズ「シゴトはもっと楽しめる」の第2弾となる「ワンチーム、ワンホーム」(制作・アシックスジャパン)が22日から、特設ウェブサイト、ユーチューブで公開された。 本ドラマシリーズは ワーキングシューズを展開しているアシックスジャパンが「シゴトはもっと楽しめる」をテーマに制作したショートドラマシリーズ。建設業、運送業、製造業をはじめとした「現場で働く人」を主人公に、働く全ての人を応援するヒューマンドラマで、第1弾には小沢仁志、森田哲矢(さらば青春の光)、濱正悟、大原優乃らが出演した。 第2弾となる本作は、建設業界で働く主人公の坂井が仕事と向き合うことを諦めかけている中、個性豊かな新人の内藤と陣内と出会い、彼らの成長を通じて坂井の気持ちにも変化が生まれていくストーリー。主人公のベテラン主任技術者役は、歌舞伎俳優の中村、新人役を連続テレビ小説「おむすび」で話題を呼んだ兒玉遥、そして2・5次元舞台を中心に活躍する俳優の砂川脩弥が演じている。 撮影後のインタビューで、この人の仕事の仕方がかっこいいと感じた人について、中村は「北野武監督の作品に、無名の頃からいつかこういう素晴らしい監督とご一緒させていただけたらうれしいなと思っていて、その夢がかなったので。現場の進め具合や監督演出の仕方も非常に影響を受ける、素晴らしい監督でしたね」と話せば、元HKT48でもある兒玉は、「(アイドル時代に)一緒に活動してたメンバーで、今韓国で活躍してる宮脇咲良ちゃんのことを尊敬してて。ずっと休まずにアイドルとして第一線で活躍してるので、そのストイックさ、続けられる強さみたいなのは本当にすごいなと思います」と、それぞれの尊敬する人物像を明かした。 また、シゴトを楽しむ秘訣について中村は、「歌舞伎は楽しいんだけど苦しくもある世界だった。50過ぎてから、だんだん楽しくなってきたっていうところです。その秘訣は何かというと、余計なことを考えずに楽しいことを考える。そしたらすごいいろんなことが楽しくなってきましたね」と語った。
東スポWEB