広島市中心部またオフィスビル誕生へ オフィスビル2棟と立体駐車場1棟を解体、2028年度完成
山陰合同銀行(島根県松江市)と野村不動産(東京)が、広島市中区立町の相生通り沿いに共同でオフィスビルを建設することが5日、分かった。現在のオフィスビル2棟と立体駐車場1棟を解体し、同じ場所で2028年度の新築を目指す。一帯ではビルの建設が相次いでおり、広島の都心の拠点性がさらに高まりそうだ。 【地図と写真】山陰合同銀行と野村不動産が共同で新築するオフィスビル予定地 建て替えるのは、山陰合同銀と子会社が所有する地上9階地下1建てのごうぎん広島ビルと立体駐車場、野村不動産が信託銀行を通じて運用する地上12階地下2階建てのNREG広島立町ビル。広島電鉄(中区)の立町電停の前にある。3棟の敷地面積は計1720平方メートル。25年度にも解体に着手する。 山陰合同銀によると、新築するビルの規模や投資額などは今後詰める。ごうぎん広島ビルは築39年、NREG広島立町ビルは築58年と老朽化する中、山陰合同銀は野村不動産と一体的な建て替えに合意した。ビルの規模を大きくし、広い事務所を必要とする大手企業の誘致を目指す。
中国新聞社