（写真：インサイド）

突然ですがゲーマーの皆様、健康には気を付けていますか？ 大好きなゲームタイトルや新作ゲームをプレイすると、ついつい家に引きこもりがちになってしまうこともあるでしょう。しかし、そんな引きこもりゲーマーに朗報な健康器具が近日商品化されました。 【画像】「草薙京」「八神庵」「チャン・コーハン」のデータにも注目！ 今回、発表されたのは「マルチ周波数体組成計」「3Dセンサー搭載歩数計」「デジタル温湿度計」の3つ。一見普通の健康器具ですが、健康食品などでおなじみのタニタと『KING OF FIGHTERS』（以下、KOF）シリーズを手掛けたSNKとのコラボ商品になります。 11月7日には、両社のコラボレーション企画を記念したメディア向け商品説明会がSNK本社にて実施。筆者も説明会に参加してきたので、その様子をお伝えしたいと思います。 ◆コラボが実現したのは、数年前の出会いから―「社長と会えるなら良いけど…？」 本説明会には、タニタ・代表取締役社長の谷田千里氏とSNK・代表取締役社長の松原健二氏が登壇。コラボに至った経緯や商品説明などを行いました。 大のセガファンである谷田氏はセガの子会社からオファーを受けた際、当時セガの取締役だった松原氏と出会ったとのこと。その後時は進み、谷田氏がSNKの社長となった松原氏と昨年再会したことをきっかけに本商品を制作することになったと語りました。 発売される3つの商品の中で、やはり印象が大きいのは『KOF』モデルの「マルチ周波数体組成計」でしょう。そもそも体組成計とは、筋肉や脂肪といった体を構成する組織を計測する機器のことで、本商品は計測をしながら『KOF’98』をプレイできるものになっています。 価格は220万円で、ジムや病院など健康に根ざした施設に設置してもらいたいとのこと。また、この体組成計は個人でも購入可能！果たして220万円を払う『KOF』のファンは現れるのでしょうか…。 ◆体を分析しながら『KOF’98』をプレイ！ さらに、本説明会では、コラボ体組成計を使った対戦デモンストレーションも開催。両社長が『KOF’98』で白熱した勝負を繰り広げました。 谷田氏は、『KOF』の経験者であり、見事なコマンド技を披露。松原氏も善戦を繰り広げますが、勝者は谷田氏となりました。 また、「草薙京」「八神庵」「チャン・コーハン」「不知火舞」の体組成データを推定するコラボ企画も実施。身長、体重、年齢など公表されているデータから四肢の筋肉量まで算出し、各キャラクターの隠された魅力に迫りました。 筋肉量は最大+4で、最大値まであればほぼアスリート並の筋肉があるとのこと。全ての部位が+4のチャン・コーハンは、1日中寝ていてもタニタ食堂の定食を17食分食べられる基礎代謝（なんと8322kcal！）を持っているそうです。 『KOF’98』まで遊べる「マルチ周波数体組成計 KOFモデル」の詳細は、公式ページをご確認ください。