恐怖!肌が乾燥するのは自分のせい?“乾燥を呼ぶ”洗顔・クレンジングの悪しき習慣
今年もお肌の大敵・乾燥の季節がやってきました。加湿器を使ったりいつも以上にスキンケアに気を遣ったりと、アレコレ対策しても乾燥から抜け出せないって人、いるんじゃないですか? 今回は、そんな乾燥肌のお悩みをプロにぶつけてきました。その洗顔、もしかして乾燥肌を呼んでしまっているかも?【こっそり相談。ViVi保健室】 「乾燥」知らずな肌を作る、プラスαのスキンケア
今回の相談
Q. 乾燥肌で乾燥老け顔になりやすい私。スキンケアには気をつかっているのですが、どうしても洗顔後に顔が赤くなったりかゆくなったりして一年中トラブルだらけです。どうしたらいいですか? ◆教えてくれたのは・・・ ViVi’s美肌ドクター 美容皮膚科医 髙瀬聡子先生 ウォブクリニック中目黒総院長。ViViのスキンケア連載の監修を務めるほか、雑誌やTVなど多くのメディアに出演。わかりやすい解説と取り入れやすいスキンケアアドバイスが人気で、美容関係者からの信頼も厚い。 https://wove.jp
A-1:厳守!まずは洗顔を見直して!
【間違った洗顔】 洗顔の目的は、汚れ、汗、余分な皮脂を落としまっさらな肌にすること。でも、ニキビや毛穴が気になるからといってゴシゴシ洗い・お湯洗いなど、誤った洗顔を続けると必要な皮脂がどんどん流失します。乾燥により肌のハリツヤが低下すると、くすみや小ジワの原因に。またバリア機能が低下して、赤みやかゆみが出ることも。 【正しい洗顔】 肌タイプに関係なく、洗顔直後の肌が手のひらに吸い付く状態が鉄則! ゴシゴシ洗い、不要なのにW洗顔、つっぱるまで洗う、シャワーですすぐ、クレンジング剤でマッサージは言語道断です! 今すぐやめて! 【潤い死守するための洗顔ルール】 ■ぬるま湯を使う(38度が理想) ■洗顔料はよく泡立て、泡のクッションで洗う ■洗顔後は15分以内に保湿 ■洗顔料は洗顔後の肌状態に合わせて選ぶ
A-2:そのクレンジング方法間違ってない?
保湿をしっかりしていても肌がカサついてしまうならクレンジングを見直してみて。“乾かない”ことを重視した正しいクレンジングで、肌のコンディションは確実に上方修正できます。 【落ちにくいメイクはしっかり丁寧にポイントOFF!】 ウォータープルーフのマスカラやティントリップなどは、ポイント用のリムーバーで先にオフ。擦らずにそっと拭き取るのがポイントです。 【メイク時間が多いパーツからクレンジングSTART!】 クレンジングはメイクが濃い部分→薄い部分の順に。メイクに時間をかけたところから念入りに落としていくのがおすすめ。 【クレンジング剤の量多めで摩擦を防ぐ!!】 クレンジング剤の量が少ないと摩擦の原因に。規定の量よりも気持ち多めに使用して、肌と指の間にクッションを感じながらなじませて。 【肌状態×メイクの濃さでクレンジング剤を選ぶ】 保湿力だけでアイテムを選ぶと、メイクが濃い場合は落としきれず肌のダメージになることも。その日の肌状態×メイクの濃さで選びましょ。