GLAY・TERUがサマーソニック初出演の意味、バンドの哲学を語る【Rolling Stone Japan最新号】
本日6月25日(火)発売の音楽カルチャー誌「Rolling Stone Japan vol.27」、フジロック×サマーソニック全52ページの大型特集にGLAY・TERUが登場。最新インタビューで伝説の地、幕張に再び立つことの意味を語る。フォトグラファー・横山マサトによる撮り下ろしフォトも掲載。 【画像を見る】GLAY・TAKUROとスティーヴ・ルカサー デビュー30周年を迎えたGLAYがサマーソニックに初出演。なんと、これがバンド史上初の夏フェス出演になるという。GLAYといえば、1999年7月31日に幕張メッセ駐車場特設ステージで行なった20万人ライブ「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」が伝説となって今も語り継がれている。単独アーティストによる有料コンサートで当時の世界最大動員を記録したライブは日本全国のニュースでも報じられた。CD売り上げがピークを迎える98年には「誘惑」で年間シングルチャート1位を獲得するなど、国民バンドとしての圧倒的地位を確立しながら、ここに来てENHYPENのメンバー・JAYとのコラボ曲をリリースするなど、30周年を迎えた今もなお挑戦を続ける4人。そんなバンドの哲学をTERUに訊いた。(文・西澤裕郎) 以下、インタビューの発言より抜粋。 * GLAYは、メンバーファーストなんです。本当にメンバーがやりたいことを、しっかりと話し合ってやっていく。それは、当時からずっと言っていましたね。TAKUROから提案があったのが、マネージャーも介さずメンバーで直接話していこうということで。何か悩みがあったら直接話をする。車の移動も必ず4人でする。それぞれのマネージメントをつけて1台1台行くんじゃなくて、みんなで固まっていこうよって。その提案が今でもずっと守られているのもまたGLAYらしいし、今の結束力に繋がる要因の1つなんじゃないかと思います。 15年前ぐらいに、ポール・マッカートニーの東京ドーム公演を観に行ったんですけど、変わらない声で歌っていたんですよ。そこで自分の中で開花したというか、ああなりたい!と思った。自分もそういった60代を迎えたいなと思ったら、ちゃんとケアをして、歌えるような体力もつけなきゃいけない。そこから自分の歌と向き合うようになりましたね。 もともと30周年だし夏フェスに出てみたいねって話をしていて。どのイベントがいいのか考えた結果、サマソニがいいんじゃないって。いろんな夏フェスがありますけども、サマソニに絞ったのはJIROの意見だったりして。僕らもよくサマソニは観に行っていて、本当にいいイベントだと思っていますし、楽しみにしています。 --- 「Rolling Stone Japan vol.27」 発行:CCCミュージックラボ株式会社 発売:株式会社CCCメディアハウス 価格:1320円(税込)
Rolling Stone Japan 編集部