人文字で心一つ 明石商出場記念、全校生徒ら620人 センバツ旗授与式も 気持ち高まる /兵庫
<第91回センバツ高校野球> 23日開幕の第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する明石商で6日、センバツ旗授与式と壮行会があり、旗を受け取った重宮涼主将(2年)は「全国の高校球児の手本となるプレーをしたい」と誓った。また、出場を記念して人文字撮影も行われ、全校生徒と教職員の計約620人が心を一つにして「MEISHO」の文字を浮かび上がらせた。【黒詰拓也】 授与式と壮行会は午前10時半から体育館で開かれ、一般生徒たちが見守る中で脇田顕辞・毎日新聞神戸支局長から楠田俊夫校長をへて重宮主将に旗が渡された。また、県高野連の福留和年理事長が「応援してくれる多くの人の力を糧に『明商旋風』を起こしてほしい」と激励した。 引き続き人文字撮影が校庭で行われ、生徒や職員が縦45メートル、幅50メートルのスペースに集結。筒井知沙養護教諭がデザインした文字とボールの形に並んだ。撮影のため毎日新聞社のヘリが上空に現れると、生徒たちは青と赤、白の画用紙を上に掲げて文字を際立たせた。 生徒会長の堀寿充(ことみ)さん(2年)は「みんなでエールを送ろうという気持ちが高まった。センバツでは全校応援で盛り上げたい」と話した。 撮影の様子は、播磨地域の情報発信サイト「姫路みたい」の取材メンバーがドローンを駆使して記録していた。 〔神戸版〕