【高校野球】北海が18年ぶりの道大会4季連続V王手 左腕・浅水結翔が公式戦初完投勝利
◆春季北海道高校野球大会 ▽準決勝 北海4―2東海大札幌(27日・札幌円山) 昨春の北海道大会から3季連続道大会(夏は南北海道大会)優勝中の北海が、昨秋道準Vの東海大札幌を下し、2年連続の決勝進出。楽天・田中将大投手を擁して2005年夏~06年夏まで道大会を制した駒大苫小牧以来の4季連続優勝に王手をかけた。 マウンドに上がったのは今季初先発の浅水結翔(2年)。今大会から初めてエースナンバーを背負う左腕は、打たせてとる投球で序盤3回を無失点。4回に味方の失策からピンチを招き適時打を打たれたものの、大崩れはしなかった。自己最長となる9回を9安打2失点。前半は大雨が降る悪天候の中「疲れはなかった」と、128球を投げ抜いて完投勝利を挙げた。 18年ぶりの道大会4季連続優勝を懸け、決勝はクラークと激突する。昨秋は10-0でコールド勝ちを収めているが、浅水は「クラークは打ち出したら止まらないチーム。連打させないように一個ずつ抑えていきたい。(4季連続優勝を)絶対やってやろうと思う」と力を込めた。
報知新聞社