トゥヘル退任決定のバイエルン、ケインの劇的ドッペルパックでライプツィヒに競り勝ち連敗ストップ【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第23節、バイエルンvsライプツィヒが24日に行われ、2-1でバイエルンが勝利した。 前節ボーフムに逆転負けし、公式戦3連敗となった2位バイエルン(勝ち点50)は、首位レバークーゼンとの勝ち点差を8に広げられた中、トゥヘル監督の今季限りでの退任が決定。そのバイエルンは出場停止のウパメカノに代わってセンターバックにはデ・リフトとダイアーが入った。 一方、5位ライプツィヒ(勝ち点40)は前節ボルシアMG戦でゴールを挙げたオペンダとシャビ・シモンズが先発となった。 開始5分にラファエル・ゲレイロの左クロスに合わせたケインのヘディングシュートでゴールに迫ったバイエルンが押し込む入りとする。 ここはGKブラシュヴィッヒのファインセーブに阻まれたバイエルンだったが、ポゼッションを高めてライプツィヒに圧力をかけていった。 ライプツィヒにカウンターを許さず試合を進めるバイエルンは34分、ムシアラのスルーパスに抜け出たサネがGKと一対一になるも、かわしにかかったところで角度が厳しくシュートを打ちきれない。 さらに42分、ゴール前のケインがバイシクルシュートを狙ったが、GKブラシュヴィッヒの正面を突き、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、53分にハイダラのミドルシュートでGKノイアーを強襲したライプツィヒは、直後のCKから決定機。シマカンのボレーでゴールに迫ったが、わずかに枠を外れた。 すると56分にバイエルンが先制。ムシアラのパスをボックス左で受けたケインがシュートを決めきった。 追う展開となったライプツィヒは61分に同点の絶好機。しかしシェシュコが抜け出してGKと一対一になるも、シュートはノイアーにビッグセーブで阻止された。 だが70分、ライプツィヒが追いつく。ダニ・オルモのパスをボックス内で受けたシェシュコが今度はシュートを決めきった。 追いつかれたバイエルンは80分、ケインがゴール至近距離からヘディングシュートを狙うも枠外へ。それでも追加タイム1分、ケインがバイエルンを救う。ボックス左に侵入したチュポ=モティングの浮き球ボールをケインが左足ボレーで蹴り込んだ。 これが決勝点となってバイエルンが競り勝ち、連敗を止めている。
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