【人気整理収納アドバイザーが実践】大物ラグは天井に「忍ばせ収納」してます!
SNSやトークイベント、また雑誌『レタスクラブ』の連載などで活躍中の、人気整理収納アドバイザーで、ルームスタイリストのひでまるさん。47m2の1LDKマンションに、パートナーと2人で暮らしています。 コンパクトな空間ながら、ひでまるさんのお宅はゆったりとくつろげて、快適に暮らす工夫がいっぱい! 今回は、冬支度に欠かせない「ラグの収納」について教えてもらいました。 【画像を見る】ひでまるさんは大物家具を天井に収納!? ■大物ラグは天井収納で、スペースを有効活用 ダイニングの床に暖かなラグを敷いて冬支度をします。「ラグは大きくて場所を取るので、収納場所に困っていました。でもわが家の天井は丈夫な金具をネジで取り付けられる構造だから、ここに引っ掛けられるかも?と思いついて」 ラグをぐるぐるっと巻いて筒状にし、両端をビニールテープで結んで固定。そのテープにS字フックを引っ掛け、天井に取り付けた丸い金具に引っ掛けるだけで、収納が完成。「生活スペースを圧迫せずに大物を収納できるのは、本当に快適。天井の耐荷重を確認する必要はありますが、大物収納に困ったら、天井を見上げて収納場所を探してみると、いいアイディアが浮かぶかもしれません」 ■重さがあるので、いつもは2人で持ち上げます コンクリートの躯体が露出されていて、重量のあるラグを天井に収納できるつくりになっているひでまるさんのお宅。「ラグが重たいので、普段は2人で協力しながら作業しています。冬のはじまりを感じるわが家の小さなイベントです」。重たいものを天井に吊るすことが難しい家も多いと思いますが、ひでまるさんと同じ方法ではなくても、収納棚やクローゼットの上のスペースを有効活用するアイデアを探すヒントに。突っ張り棒を渡す、棚板を壁につけるなど、工夫次第で頭上よりも上の空間を生かして、快適な空間を生み出してみては? ■金具に引っ掛けるだけの、シンプルで簡単な収納 構造上、天井にもともとある穴に丸い金具をネジで固定しておきます。ラグは丸めて強度の高いひもで両端を結び、先端にS字フック取り付けます。このS字フックを、天井側の丸い金具に引っ掛けることで、浮かせ収納が完了します。きちんと引っ掛けて安定させているので、耐荷重さえ注意すれば問題なし! 教えてくれたのは ひでまる(安藤秀通) インテリア&整理収納をサポートするルームスタイリストとして、多くの個人宅をすてきに改善して話題に。『レタスクラブ』2024年3月号から連載「ものをとことん浮かせば家はキレイになる!」がスタート。著書に『47m2、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』(小学館)。 Instagram:@hidemaroom 撮影/木村文平 取材・文/田中理恵