優しく洗う! クロスは使い分ける!コーティングは下地作りから!もっと愛車を綺麗にする最新洗車マナー講座!【CarGoodsMagazine】
美観の決め手は下地作り!保護被膜は美観継続に貢献
仕上がりアップのためには、コーティング以上に下地作りが大事。これは今に始まった話ではないものの、現代用品を使うとより楽に、しかも作業スキルをあまり問わずに実行することができるようになっている。 塗装表面に刺さるように定着してしまった鉄粉なども、シャンプー掛けのあとに専用ツールを使えばラクに除去することができる。しかも今ではミトンやスポンジタイプなども用意され、かつてのような独特のスキルもそこではあまり必要ない。 異物というよりシミや小キズなどの症状には専用のケミカルもあり、これも基本はスプレーして拭くだけの簡易作業で済む。シャンプー掛けからコーティングに至るまでの手間こそ増すものの、掛ける手間に対してのフィードバックは大きい。 タイヤホイールと窓、そしてミラーが、ボディとは別処理の洗浄作業が必要なのはこれまでと同様ながら、スプレーして流す/拭くだけの処理で済む点にも注目。タイヤとホイール両面に作用するアイテムも手軽ながらに効果は高く、内窓外窓両面に使えるクリーナーもさっぱりクリア感が顕著だ。 より専用化が進む点で、より注視すべき点がクロスの使い分けだろう。外装と内装用では性格が異なって当然。拭きムラや跡残りなどは、作業スキルに負うところが大きいものの、ツールを使い分けることでカバーすることもできる。 そして、ここに来て最後の仕上げ。ボディ・ホイールともに、コーティングによる美観の向上は今に始まった話ではないものの、現代でより注視すべきは防汚能力と言えるだろう。施工直後こそ満足はするものの、日も経たずにくすんだ見た目にガッカリするひとは、この部分にこそ注目すべき。高いツヤを生む美観に優れたコーティング被膜も、次なる汚れを呼び寄せてしまっては瞬間的なパフォーマンス用にしかならない。 施工後の防汚能力まで優れていれば、美観の持続効果を望めるほか、次回のメンテを軽重にできる利点もある。先々を考えた洗車のやり方も、まさに今風と言えそうだ。
CarGoodsMagazine
【関連記事】
- 最大撥水角132度!? わずかな傾斜で水滴が滑り落ちる!水切れ抜群の疎撥水系コーティングへと進化したスパシャン2024【CarGoodsMagazine】
- SOFT99の新ブランド『アラウネン』で洗うねん! 泡切れ抜群のシャンプーに帝王級の柔らかさと吸水力のクロスで洗車がはかどる!!【CarGoodsMagazine】
- 大型SUVやミニバンでも洗車後の拭き上げが素早く終わる! 水を『ブラックホール』のように吸い込む吸水クロス【CarGoodsagazine】
- プロの輝きを誰でもカンタンに!個性派スタンダードコーティング剤スパシャン『スマコ』シリーズ【カーグッズ・オブ・ザ・イヤー傑作選】
- 愛車のメンテ、DIYできるのはどこまで? 初心者でもこなせる6つの作業とプロに任せるべきライン