【バスケ】恩塚亨監督「いずれもワールドクラスの強み」 パリ五輪内定12人の選考について説明
バスケットボール女子日本代表の恩塚亨監督(45)が30日、パリオリンピック(五輪)に内定した日本代表12人の選考などについて説明した。 まずは、チームの強化方針について説明。スペシャリストが個々の役割を遂行し、合理的に判断できる力を高めていくことが重要と話した。 選手選考の際には、「走り勝つシューター軍団」のコンセプトを高水準で表現できることを基準に置いたという。「足を使って戦えること」「3点シュートを打てること」「5人で連続性を発揮し続けられること」の3つの要素を重視。勝利から逆算し、あらゆる状況を想定した結果、今回の内定12選手に至ったとした。 前回の東京五輪を上回る金メダル獲得を目標に置く。選考において「年齢も実績も重視していない」としたうえで、指揮官は「全員が五輪経験者だということは、あとから記事を読んで知った」と振り返った。厳しいサバイバル戦を経て残った12人について、「いずれもワールドクラスの強みを持っている」と評した。 21年東京オリンピック(五輪)銀メダルの日本(世界ランキング9位)は1次リーグC組で、7月29日に米国(同1位)、8月1日にドイツ(同19位)、同月4日にベルギー(6位)と対戦する。 7月4、6日には、五輪前最後の国内強化試合として、有明アリーナでニュージーランド(同26位)と手合わせする。