米大統領、ハリケーン被災を視察 「政治は関係ない」と迅速支援へ
【アッシュビル共同】バイデン米大統領は2日、ハリケーン「ヘリーン」が直撃した南部ノースカロライナ州の被害を上空から視察した。大統領選の共和党候補トランプ前大統領が民主党政権の対応を批判する中、災害の際に「政治は関係ない」と述べ、全ての被災地への迅速な支援を約束した。CNNテレビによると、ヘリーンによる死者は180人を超えた。 民主党候補ハリス副大統領も南部ジョージア州の被災地を訪れて長期的な支援を誓った。甚大な被害が出たノースカロライナとジョージア両州はいずれも大統領選の行方を決める激戦州。災害対応が選挙戦の新たな争点になる可能性がある。