パの同一カード6連戦では、成績が極端に偏る可能性もあります【大島康徳の負くっか魂!!】
5勝1敗が頻出する!?
無観客での練習試合がスタート。例年とは異なるさまざまな条件に慣れながらプレーするシーズンとなるが、それぞれのメンタルの強さが問われることにもなる
いよいよ練習試合が始まりました。先週も書いたとおり、バッターが最初から速いボールや変化球にしっかり反応できるのかな、というところがあって、最初はピッチャーが有利じゃないのかなと思いましたけど、フタを開けてみると、ピッチャーがほとんど打たれないところもあれば、打線が爆発するところもあったりと、各地でバラバラですね。ただ、少しそれが極端に出ている感じもします。 開幕までの2週間ほどでは、そうそう状況は変わらないでしょうから、もしかしたら序盤戦は、このように、投手の出来次第で結果が極端に出るような形に近いことが多くなるかもしれませんね。 公式戦に入ってからのことを考えると、やはりポイントになるのは今年の変則日程でしょう。パ・リーグは、1週間、同じ相手と1つの球場で6連戦が基本となる、今までにない形になります。 同じ相手と6試合ということになると、キャッチャーが相手チームの中で状態のいいバッターと悪いバッターを把握しながら戦うことができる。これが大きいのではないでしょうか。対する打者のほうは、「あれ、ちょっと調子がおかしいぞ」と思っても、今までだったら3試合終わったら相手も変わって切り替えていけましたが、それができなくなる。そう考えると・・・
本文:2,234文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール