驚きの結末!? 横浜の「数十年に一度だけ咲く花」その後どうなった!? 話題沸騰の「リュウゼツラン」道路にニョキニョキ 土木事務所の「決断」とは
さて、伐採されたリュウゼツランですが、実は今も見ることができます。近隣にある「港南図書館」で展示が行われています。
展示されているのは、リュウゼツランの「根元の茎」と、約100個にのぼる「実」、そして「子株」です。根元の茎は直径20cmにもおよび、その断面はもはや「木」のようです。 図書館によると、後日さらに「葉」も追加で譲りうけたとのこと。「葉はアロエのような感じで、厚みはありませんがトゲトゲしているのが特徴です」(同館長) 伐採した29日からはじまった展示ですが、生の植物のため、腐敗などが始まった場合は展示終了となる予定です。しかし、なるべく長く楽しんでもらうため、横浜市こども植物園から助言をもらい、ふだん包んでいるラップを閉館後に開き、扇風機で乾燥処置しているといいます。 「とはいえ、実を中心に、そろそろ黒ずんできました。なるべく早く見に来ていただければと。実の一部は冷凍保存しておりまして、こちらはまだ青々としています」(同) 港南図書館の公式サイトでも、リュウゼツランの様子が紹介されています。「これを見て来た」という親子連れも多く、この3連休も賑わっていたといいます。今後、伐採されたときの様子も追加で紹介していく予定だとか。 実や子株を活用して「新世代」を伸ばす予定は今のところ無く、「自然に任せるままにしています」とのこと。 全国をにぎわした珍花リュウゼツランですが、まだもう少しその姿を見ることができそうです。
くるまのニュース編集部