広島じゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(5)防御率1点台でもローテ落ち
昨季はセ・リーグ2位となった広島東洋カープ。今季は2018年以来のリーグ優勝を狙うシーズンになる。そのためには若手の台頭が求められるが、その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
玉村昇悟
・投打:左投左打 ・身長/体重:179cm/85kg ・生年月日:2001年4月16日 ・経歴:丹生高 ・ドラフト:2019年ドラフト6位 昨季まで2年連続開幕ローテーション入りしていた玉村昇悟。しかし、今季は開幕ローテーションから漏れた。 2019年ドラフト6位で広島東洋カープに入団し、高卒2年目の2021年に一軍デビュー。同年は17試合登板で4勝7敗、防御率3.83とまずまずの数字を残した。 しかし、その後は登板機会を増やせず。昨季は9試合の登板にとどまり、3勝1敗、防御率4.96という結果に。それでも、同年は奪三振率8.74を記録するなど、光るものを見せた。 今春は先発6人目の枠をかけて、チーム内で熾烈な競争が繰り広げられた。オープン戦では2試合に先発登板し、防御率1.13の好成績を残したが、アドゥワ誠に開幕ローテーションの座を譲った。 現在はファームで調整中だが、安定した投球を見せている玉村。一軍昇格の日も、近いのかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部