【DeNA】伊藤光1300万円減の5200万円「負けられない思いがなかったら、もうやめてます」
DeNA伊藤光捕手(35)が27日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1300万円減の5200万円でサインした。昨オフに年俸変動制の2年契約を結び、来季が2年目となる。 プロ17年目の今季は、山本祐大捕手(26)が主戦捕手に台頭する中、39試合に出場し、打率2割5厘、1本塁打、14打点だった。 CSでは、阪神とのCSファーストステージ初戦でマスクをかぶったが、巨人とのファイナルステージで左ふくらはぎを肉離れし、離脱した。 伊藤は「振り返ることもないぐらいの成績なんで、自分自身は。チームは日本一という形で終われたのはすごいことだと思いますし、僕はその場にいなかったんですけど、それだけの力はあるチームだっていうのはプレーしながら感じてはいたんで。目標であるリーグ優勝っていうのができないっていうところは、まだまだ足りないところがあると思いますし、プレーする1人として、もっと貢献したいなっていうところは思います」と話した。 捕手陣の層の厚さは12球団屈指で、来季は山本、戸柱恭孝捕手(34)、松尾汐恩捕手(20)らとのレギュラー争いが待ち受ける。「負けられない思いが、なかったらもうやめてますんで、そこは常に思ってます」と闘志。「最終的には目に見える数字というか、結果でしか見られないので、その準備をしっかりしていきたいです」と力を込めた。(金額は推定)