「もう帰らせてぇ…」ロンダルキアへの洞窟だけじゃない! ストレスがスゴかった『ドラクエ』難解ダンジョン
あなたは脱出できた? 危険だらけのトラウマ仕様
「ドラクエ」シリーズ屈指の「激ムズダンジョン」といえば、多くのファンが真っ先に『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(以下、ドラクエ2)の「ロンダルキアへの洞窟」を思い浮かべるのではないでしょうか。ロンダルキアへの洞窟の印象があまりに強く、埋もれてしまいがちですが、「ドラクエ」シリーズには、ほかにもトラウマを植えつけられるほどの難解なダンジョンがあります。 【画像】え、もう一生戦いたくない… これが「色違いのザコ」がトラウマを残したボスどもです(5枚) 『ドラクエ2』には、「海底の洞窟」というダンジョンがあり、ロンダルキアに次ぐ難所として知られています。洞窟の入り口は大海原の中心にポツンとあり、まず、場所を見つけるのが至難の業です。攻略よりも、洞窟に入るより前の入り口探しが記憶に残っている人もいるかもしれません。 ようやく見つけた入り口から洞窟に入ると、計5階層の複雑な地下ダンジョンが待ち受けています。なかでも、地下2階と4階はマップのそこら中に階段があり、マッピングをしていないと、迷わずに回りきることは、まず不可能です。 また、マップ内には踏むとダメージを受ける溶岩地帯が点在しています。ダメージ床を歩いても無傷でいられる呪文「トラマナ」を使用すれば通常は対策可能なはずが、ファミコン版では、この溶岩に呪文が通用しません。また、凶悪なモンスターもうじゃうじゃいるため、「大して長くないのにストレスがすごい」とげんなりした思い出を持つプレイヤーも多いようです。 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、「ネクロゴンドの洞窟」が攻略難易度の高いダンジョンです。内部はロンダルキアへの洞窟を思い出させる、落とし穴や無限ループのトラップが仕掛けられています。 トラップ自体は前作ほど難しくないものの、出現モンスターが厄介です。2回攻撃で焼けつく息を吐きまくる「じごくのきし」、ザキ系呪文を連発してくる「ホロゴースト」、集団で現れてヒャダルコを打ちまくる「フロストギズモ」など、挙げるとキリがありません。全6層構造で、かなり長い距離を歩かされるのも、攻略難易度を高くさせています。