二十四節気「霜降」 “こも巻き”でアカマツに冬支度
朝露が霜になり始めるとされる二十四節気の「霜降」にあたる23日、栃木県の古墳でアカマツを害虫から守る「こも巻き」の作業が行われました。 【映像】「こも巻き」作業の様子 大田原市にある国の史跡「下侍塚古墳」には、江戸時代に徳川光圀が行った発掘調査以降、植えられたアカマツ約90本があります。 毎年、朝晩の気温が下がり始める二十四節気の「霜降」にあたる10月下旬、藁で編まれた「こも」をマツの幹に巻き、冬に暖を求め幹を伝ってあがってくるマツクイムシなどの害虫を「こも」に誘い入れアカマツを守ります。 23日は地元の住民や小中学生約100人が集まり、アカマツを守る会のスタッフに教わりながら、「こも巻き」作業を行いました。 この「こも」は、来年3月の「啓蟄」の日に取り外され、害虫と共に焼却処分されるということです。（ANNニュース）
ABEMA TIMES編集部
