中能登町長「岐阜県の震災復興支援に感謝」古田知事を訪問 災害マネジメントや被害家屋調査で職員派遣
元日に発生した能登半島地震で、岐阜県が5月末まで災害時に応援職員を確保するための「対口支援」をしていた石川県中能登町の宮下為幸町長が20日、県庁を訪れ、古田肇知事にこれまでの支援への感謝を伝えた。宮下町長は「岐阜の市町村全部を回ってお礼を言いたい気持ち」と語った。 県は、1月4日~5月31日の間、災害マネジメントや被害家屋調査、罹災(りさい)証明受け付けの支援で、県内から応援職員計383人を派遣し、延べ活動日数は1862日だった。現在は生活再建支援窓口の支援を行うため、多治見、羽島市から職員2人を中長期派遣をしている。 宮下町長は発災直後の岐阜県の支援について「多大なる支援に感謝している。これから復興・復旧へ進んでいきたい」と述べ、古田知事は「これからも必要なものがあれば遠慮なく言ってほしい。さらなる交流を深めていけたら」と応じた。
岐阜新聞社