【ソフトバンク】2度目の完封負けで西武戦は開幕6連勝ストップ タカの“元恋人”に白星献上
◆パ・リーグ 西武1―0ソフトバンク(3日・ベルーナドーム) ソフトバンクが今季2度目の完封負けを喫し、西武戦の開幕からの連勝は6で止まった。 強力打線は“元恋人”の左腕・武内に8回まで無得点に封じられた。2回から4者連続三振を奪われるなど、緩急自在の投球に的を絞れず。6回2死三塁の先制機では3番・柳田が大きなカーブで空振り三振に仕留められた。 武内はソフトバンクも昨秋のドラフト1位で指名。3球団競合の末、西武が交渉権を獲得した。2月の練習試合で対戦した際には、小久保監督が「一歩間違えればホークスの選手だったかもしれないので。(ドラフトで)僕の前にくじを引いた松井監督が引いていったんで。マウンドの雰囲気、将来、球界を背負って立つような雰囲気はありましたよ」と口にしていた。 先発の大津は6回3安打1失点の好投も開幕4連勝を逃して、今季初黒星。立ち上がりを3者凡退に仕留めると、その後も140キロ台後半の直球と多彩な変化球で西武打戦をほんろうした。最少失点でしのいだが、打線の援護がなかった。
報知新聞社