岡山県浅口市立小 児童5人が溶連菌感染症 県内で今年の臨時休業は初
岡山県は27日、浅口市立金光吉備小で溶連菌感染症が発生したと発表した。4年生13人が発熱や咽頭痛などを訴え、うち5人が溶連菌感染症と診断された。重症者はいない。29日まで学年閉鎖する。県によると、今年に入り県内で同感染症による臨時休業は初めて。 溶連菌感染症は、主にA群レンサ球菌が原因で起きる呼吸器感染症。咳(せき)やくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染、菌が付着している物を触った手や指を介した接触感染などによって広まる。県疾病感染症対策課は「手洗いや咳エチケットを徹底してほしい」としている。