600kg超えの大型良血馬 JRAへの再転入初戦で“新記録V”なるか
600kgを優に超える超大型馬のエプルシャージュ(牡4、美浦・森一誠厩舎)が、土曜東京7Rの4歳上1勝クラス(ダ1600m)でJRAへの再転入初戦を迎える。 【写真】これが大井で最高馬体重を記録した馬体です エプルシャージュは父Justify、母シャンパンルーム、母の父Broken Vowの血統。父が18年の米3冠馬なら、母は16年のBCジュベナイルフィリーズを制し、米最優秀2歳牝馬に選ばれた名牝だ。 ここまで7戦3勝。以前のJRA在籍時は4戦0勝に終わったが、大井に移籍して3連勝。1月25日の大井2Rでは馬体重634kgで勝ち、地方競馬の平地競走における最高馬体重勝利記録と最高馬体重出走記録を更新した。 JRAの記録は、勝利が14年5月17日の京都12Rを626kgで制したショーグン。出走も同馬で15年1月17日の京都8Rを640kgで走っている。前走が618kgだったエプルシャージュにとって、出走記録の更新は現実的ではない。しかし、勝利記録はプラス10kg以上で出走して勝てば更新となるので「もしかして…」と思わせる。そういった意味でも要注目の復帰戦となる。