ジェフ・ベゾス氏＝２０１９年６月６日、米ラスベガス

（ＣＮＮ）　米アマゾンは、トランプ次期大統領の就任に向けて１００万ドル（約１億５０００万円）の寄付を計画している。事情に詳しい人物がＣＮＮに明らかにした。創業者のジェフ・ベゾス氏は、近日中に自らトランプ氏を訪問するとみられている。 【映像】トランプ氏、主要ポストに家族関係者を起用　仏大使に続き　 他のハイテク企業の創業者も、トランプ氏との関係の緊密化を模索している。 ベゾス氏とトランプ氏は今夏、後者の暗殺未遂事件の後に言葉を交わした。当時ベゾス氏はトランプ氏を公然と称賛していた。 トランプ氏はここへ来て、巨大ハイテク企業の経営者らに対する態度を軟化させている。彼らと私的に会話していることをインタビューなどで明言し、今やそうした企業への賛辞を惜しまない。２０２０年大統領選に敗れた際は、これらの企業に責任の一端があると非難していた。 アマゾンによる寄付の計画は、米紙ウォールストリート・ジャーナルが最初に報じた。 フェイスブックやインスタグラムを運営する米ＳＮＳ大手メタも１１日、トランプ次期大統領の就任に向けた資金として１００万ドル寄付したことを確認した。同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（ＣＥＯ）は２週間前、トランプ氏の邸宅「マール・ア・ラーゴ」で本人と非公開の面会を行っていた。