長澤まさみ主演「スオミの話をしよう」に西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎
三谷幸喜が脚本と監督を担い、長澤まさみが主演する「スオミの話をしよう」の追加キャストが解禁に。西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎が出演することがわかった。西島と松坂は三谷作品に初参加となる。 【画像】「スオミの話をしよう」ティザービジュアル 本作の主人公は、突然行方をくらませた大富豪の妻・スオミ。スオミの失踪を知り、夫が住む豪邸に彼女を愛した5人の男が集結する。しかし彼らが語るスオミのイメージは見た目も性格もまったく異なるものだった。 このたび発表された5名はスオミを愛した男たちを演じる。“1人目の男”であるM気質の使用人・魚山大吉(ととやまだいきち)役に起用されたのは遠藤。“2人目の男”で見栄っ張りのYouTuber・十勝左衛門(とかちざえもん)には松坂、“3人目の男”でお人よしな刑事・宇賀神守(うがじんまもる)には小林が扮する。そして西島は神経質すぎる警察官である“4人目の男”・草野圭吾(くさのけいご)役、彌十郎は自分勝手な詩人の“5人目の男”・寒川(さむかわ)しずお役を務めた。 西島は「監督の圧倒的な演出力、共演者の皆さんの自由でチャーミングな演技に魅了される毎日で、ただただ演技することが楽しい最高の現場でした」と撮影を回想。松坂は「初めて参加した三谷組は、どんな演出が飛んで来るのか、キャスト陣との軽妙な掛け合いなど、毎日、ワクワクなことしかありませんでした。そして、喜劇というものを改めて学ばせてもらいました」と述べている。コメント全文は下記の通り。 YouTubeでは特報映像も公開。またイラストレーターのKEI-COが描き下ろしたティザービジュアルも到着した。 「スオミの話をしよう」は9月13日に全国で公開。 ■ 西島秀俊 コメント これまで共演者の方々から、三谷組で作品を創り上げる熱量や大変さ、そしてその現場の面白さを伺っていました。今回初めて三谷幸喜監督の作品に参加することになり、新しい挑戦を楽しみにしつつも自分に出来るだろうかという不安もありました。 しかし実際に撮影に入ると、監督の圧倒的な演出力、共演者の皆さんの自由でチャーミングな演技に魅了される毎日で、ただただ演技することが楽しい最高の現場でした。 そして、最高峰のスタッフの皆さんの豊かなイメージと、それを映像として具現化する力にも驚かされる日々でした。チームの一員として参加できたことを感謝しています。 とても面白い作品になると確信しています。どうぞご期待ください。 ■ 松坂桃李 コメント 僕が演じた十勝は自信家で見栄っ張りで、それゆえに人一倍ポジティブ思考の男です。 初めて参加した三谷組は、どんな演出が飛んで来るのか、キャスト陣との軽妙な掛け合いなど、毎日、ワクワクなことしかありませんでした。 そして、喜劇というものを改めて学ばせてもらいました。 長澤さんをはじめキャストの皆様、めちゃくちゃ素敵です。 是非公開を楽しみにしていて下さい。 ■ 遠藤憲一 コメント 久しぶりに三谷作品の出演がきまり、脚本を読むのがワクワクした。三谷さんの脚本は面白いに決まっている。今回はどんな話だろう? 期待を大きく膨らませた。そこでふと思った。三谷作品は絶対に面白いと思われることに三谷監督はどう思っているのだろう。俺だったらプレッシャーに押し潰されて何もできなくなりそうだ。だから、面白いに決まってるなんて思ってはいけないんじゃないだろうか、今回はちょっとだけ面白いぐらいに思った方がいいのではないか、、、。そして今作「スオミの話をしよう」を読み始めた。面白い! やっぱり面白い! 笑った! 笑い転げた! 撮影が始まると監督はさらに新しいアイディアを生み出していった。凄い人です、三谷幸喜さんは。 ■ 小林隆 コメント 三谷監督作品は3作目になります。合間にダンスの稽古をはさみつつ、約一カ月半の撮影がとても楽しかった。いまだかつてない大役とまわりのメンバーの凄さに最初はたじろいだけど、穏やかな現場ゆえに、いつの間にか落ち着いてやれていました。“監督の人徳”ですね、今回で確信しました。ホントに心地良い現場でした。 スオミと新旧5人の夫たちの馬鹿馬鹿しくて可笑しい物語を一刻も早く目撃したい! 映画の完成を心待ちにしております。 ■ 坂東彌十郎 コメント 三谷幸喜監督の映画作品には初参加で緊張していましたが、監督はもちろんスタッフ、キャストの皆さんが素晴らしく、とても楽しく気持ちのいい撮影期間を過ごすことができました。 私も自分の年齢を忘れて思いっきり演じさせていただいたので、筋肉痛になった程です。 共演者の方々も最高で、面白い作品になること請け合いです。 この作品をスクリーンで観られることを今から楽しみに、ワクワクしています。 (c)2024「スオミの話をしよう」製作委員会