左傾化する南米、中国の影響力が強まると何が起きるか
アメリカのバイデン大統領は自国周辺での中国の存在感の高まりを見過ごしてきた
4月初旬、ブラジルのルーラ大統領は、アメリカに対し、ウクライナでの戦争を助長しないように呼びかけた。この発言は、この地域におけるアメリカの影響力低下を象徴していると国際通貨基金の元チーフエコノミスト、ケネス・ロゴフ氏(ハーバード大学経済学・公共政策教授)は指摘する。では、アメリカはどのように対応するべきなのだろうか。ロゴフ氏は「資金繰りに苦しむ政府に対しては、融資ではなく、大規模な補助金を提供する必要がある」と説く。本コラムの原題は Biden's South American Blind Spot 。© Project Syndicate 1995-2023
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ケネス・ロゴフ