【巨人】桑田2軍監督「陸がもっと力を出せるように」増田陸のミニキャンプ実施理由を明かす…2軍楽天戦
◆イースタン・リーグ 巨人4―5楽天(5日・ジャイアンツ球場) 巨人の増田陸内野手が1週間ぶりの実戦に臨み、2安打を放って復調の兆しを見せた。イースタン・楽天戦に「7番・三塁」で先発出場。5月29日以来の実戦だったが、2回無死一塁で右前安打、3回1死二塁で左前安打と5月16日のイースタン・楽天戦(森林どり)以来の複数安打をマークした。 5月29日の時点で打率1割9分1厘と低迷していたことから、本来の打撃を取り戻すために約1週間実戦から離れてミニキャンプを実施。同じ右打者で韓国プロ野球(KBO)で通算269本塁打の実績を持ち、今季から育成コーチに就任した朴錫ミン(パク・ソンミン)氏とマンツーマンでジャイアンツ球場で残留練習に取り組んだ成果が早速表れた。 試合後、桑田2軍監督はミニキャンプを行わせた理由について「試合だと毎日結果出さなきゃいけない、となるのでね。結果を出すことを忘れて、原点に戻って、自分のフォームを見つめ直すこと」と説明。さらに「僕は打撃はど素人だけど」とした上で、「間ができて、いい形になってきたんじゃないかなと思う。これを継続して、朴コーチと二人三脚でやってきたことを今後に生かしてもらいたい。シーズンは長いので、陸がもっと力を出せるように、こちらも工夫していきたい」と語った。
報知新聞社