紅ゆずる「客席の前のめり感がすごい」 博多華丸と“博多弁VS大阪弁”で笑い誘う
漫才コンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸が主演する舞台「新生! 熱血ブラバン少女。」が26日、大阪・新歌舞伎座で開幕した。福岡が誇る吹奏楽部の名門校・精華女子高等学校の演奏にインスピレーションを受け、製作された舞台。熱血コーチ役の華丸は「何事もなく、無事に大阪初日の幕が開きました」と胸をなで下ろした。福岡・精華女子吹奏楽部の力強い生演奏と演技にも支えられている今作。「毎日成長していて。我々は衰えるばかりなのに」と笑いを誘った。 舞台は博多で、博多弁が飛び交う。シングルマザーのピアノ講師を演じる大阪出身の元宝塚トップスター・紅ゆずるは、大阪公演に水を得た魚のように動き回り「水を得すぎて2回かみました」と反省。華丸との「博多弁VS大阪弁」の応酬で爆笑を誘った。大阪の観客の反応については「反応が良すぎて、食いつきがすごくて、笑いの間を考えてしまいました。前のめり感がすごかった」と、反応の良さに大喜び。吹奏楽部員を演じたNMB48の上西怜も「博多と大阪の笑いのツボが違って、これで笑いが起きるんだっていうのが面白かったです」と同調した。 上西のほか、吹奏楽部部長を務めた鈴木梨央、部員役の森保まどか、古川あかり、神田朝香らはそれぞれの担当楽器を練習し、実際に舞台でも披露。華丸は「ピュアな舞台なので、心のデトックスにまたお越し下さい」と呼びかけた。公演は同所で28日まで上演される。
報知新聞社