【NFL】2024年のモットーは「オールイン」だと改めて強調するカウボーイズオーナー
ジェリー・ジョーンズが“オールイン”の姿勢をさらに強調している。ダラス・カウボーイズのオーナーであるジョーンズは1月、チームは2024年シーズンに向けて準備を進める中で、すべてを賭けるつもりだと宣言し、いまだ満たされていないファンの期待感をあおった。
2024年NFLドラフトを2日後に控える中、チームがこれまですべてを賭けてきたと考えていると述べたジョーンズは、これからもそうしていくつもりだと説明している。
チーム公式記録によると、ジョーンズは「自分たちがフリーエージェント(FA)でやったことは素晴らしいと感じている。オールイン。オールイン。オールインだ。私たちは若手選手たちと共にすべてを賭ける。このドラフトですべてを賭ける」と述べたという。
ジョーンズが“オールイン”という言葉を言い出した当初、それは決してフリーエージェントのことだけを指しているわけではなかった。チームは“将来のため”に作られているわけではないとした上で、スーパーワイルドカード週末におけるグリーンベイ・パッカーズ戦での不本意な敗北を受けて“今がその時だ”というシナリオを作り上げたジョーンズは、“対処したい主な契約”について語っていた。
ジョーンズのこうした態度はカウボーイズの周囲をざわつかせたが、その発言にどのような責任があったかはさておき、カウボーイズはこのオフシーズンに、ランニングバック(RB)リコ・ドウデルとの再契約や、FAだったRBロイス・フリーマンおよびラインバッカー(LB)エリック・ケンドリックスの獲得を筆頭に、静かな春にいくつか注目すべき動きに出ている。一方で、クオーターバック(QB)ダック・プレスコットの契約延長に関する話し合いは行われておらず、ワイドレシーバー(WR)シーディー・ラムやLBマイカ・パーソンズの長期契約もまだまとまっていない。
オフェンシブタックル(OT)タイロン・スミスやRBトニー・ポラード、セーフティ(S)ジェイロン・カースといった選手を失ったことを除くと、カウボーイズの周りは静かだったと言える。