【デーブ大久保のさあ、話しましょう】巨人は岡本を使い続けるでしょうが慎之助が黙っていないでしょう
岡本の成長を促すためにベンチ要因として開幕を迎えた阿部。理解はしつつも、何かあれば自分がという気持ちで毎日を過ごしていると思います/写真=BBM
プロ野球の開幕とともにこの連載も100回を迎えました。読者の皆さんに喜んでもらえるような話をしてこられたのか自問自答していますが、これからもいろいろな話をしていきたいので、これまで同様にお付き合いをお願いします。 さて、前回は、巨人・上原(上原浩治)の存在がチームに大きな影響を及ぼすだろう、という話をしました。実際に3月31日の開幕第2戦、1点をリードした8回に登板しました。このときの東京ドームの雰囲気は異常なほど盛り上がったみたいですね。これで試合の流れを巨人に引き込み、わずか11球でイニングを終わらせたことで、完全に巨人ペースになりました。まさに上原だからなせる業ですよ。 直後の8回裏に、期待の若手、岡本(岡本和真)がダメ押しの3ランを打ちました。翌日の第3戦でも逆転の3ランと大活躍でした。村田(村田修一)を切ってまで、そして慎之助(阿部慎之助)をベンチ要員にしてまで、育て上げたいと一塁を守らせて臨んだ巨人です。結果が出なくても辛抱して使っていくのだろうな、と思っていましたが、まさか開幕カードから結果を残すとは──。 このままシーズンを走っていってほしいとは思いますが、いかんせんまだフルシーズン戦ったことがない選手です。聞くところによると・・・
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週刊ベースボール