「仕事が回らなく…」 企業にも影響…Twitter“閲覧制限” ローソンで“発信ができない”トラブルも
日テレNEWS
Twitter社オーナーのイーロン・マスク氏が突然発表した閲覧回数の制限。街では情報収集や推し活ができないという声が聞かれました。さらに、客の投稿を商品開発など生かしている企業にも影響が出ています。 ◇ 会社員(20代) 「全然開かなくて、1日開かなかったんじゃないかな」 会社員(40代) 「急に閲覧制限とか開けなくなって」 Twitterを“閲覧できない”という人が続出しました。その原因は、オーナーのイーロン・マスク氏が発表した閲覧回数の制限です。マスク氏はTwitter上で「極端なレベルのデータの収集やシステム操作に対処するため、一時的な制限を適用している」と公表しました。 現在、閲覧できる投稿の数は、未認証アカウントで1日1000件、バッジがついた認証済みアカウントでも1日1万件の制限がかかっています。 さらに、マスク氏は“皮肉”を込めて「さぁ、友達や家族と会うために電話から離れましょう!」と述べました。 会社員(20代) 「言われんでも(外に)出るときは出ます! めちゃくちゃ困りましたね。雨とかもすごかったじゃないですか。それでどこがどうなっているかもわからないし」 大学生(18) 「制限超えて推しのツイートを見られないってなったら、もうショックです」 20代 「もう10分たらずで(制限が)かかっちゃうので」 ◇ 影響は企業にも出ています。 「Twitterなしで仕事が回らなくなっている」と語るのは、「岩下の新生姜(しょうが)」でおなじみ、岩下食品の社長です。Twitterには「エゴサ死んだ…。一体どうやって仕事をしていくのか」と現状を悲観する投稿をしていました。 岩下食品 岩下和了社長 「1日3000件を超えるツイートがお客さまの声としてあがっていて、それぞれに全部目を通す」 Twitter上の声を商品開発や品質向上に生かしているため、制限が痛手になっているといいます。 また、ローソンでは一時“発信ができない”トラブルも起きました。今回の制限との関連性は明らかになっていませんが、朝から午後5時すぎまでツイートできない状況になっていました。(※現在は復旧) 突然“制限”したマスク氏の狙いとは何なのでしょうか。 (7月3日放送『news zero』より)