香取慎吾(47)7年前を回想「仕事も一度なくなったくらいの中で…」
映画監督でタレントの北野武(77)、タレントの香取慎吾(47)らが10日、東京・台東区の東京国立博物館で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに登場した。 フランスの高級ブランド「カルティエ」が日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し開催する展覧会。カルティエのコレクションや、北野らの絵画作品などが展示される。 香取は、カルティエの象徴するパンテール(豹)がデザインされたジュエリーを身につけて登場し、「このままつけて帰りたいです」とご機嫌だった。 同展には、カルティエのアイコンウォッチである「タンク」の誕生100年を記念して、香取が2017年に描いた作品も展示される。香取は「2017年は自分が新たな道を歩もうとしたときで、仕事も一度なくなったくらいの中で、そのときは自分もまだどこに向かえばいいか分からない中で、カルティエが『タンクの絵を描いてください』って声をかけてくれて必死に描いた絵だけど、それが何年も経ってつながって、こんなにステキな場所に飾られる、そうそうたるアーティストの方々と展示されるのはすごくうれしいです」と喜んだ。 過去に北野がパリで展覧会を行った際には、現地に足を運んだことを明かし、「その時の武さんの絵も展示されていて、同じ展覧会に自分の絵も飾られるなんて、こんなことないですよ。本当に幸せ」と感無量だった。 北野は、同展にちなみ司会者から“大切にしている絆は?”と質問されると、「絆?何を大切にしているのかよく分からない」と“たけし節”で笑わせた。 12日~7月28日まで開催。
テレビ朝日